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海外ETFでの債券投資ならiシェアーズ!インデックス投資派の強い味方

2012年09月18日

このブログでは、社債を中心とする外国債券の販売状況を毎日発信しています。ある程度信用リスクをとって高金利を狙いたい個人投資家にとっては、こうした個別債券を購入することは投資対象の一つとして大切な選択肢だと思います。

一方で、個別債券ではなく投資信託による分散投資も当然重要なオプションですが、国内の債券投資信託の選択肢はそれほど多くありません。
■インデックスファンド・・・ほとんどがシティグループ世界国債インデックスなどグローバル債券市場全体に投資するもの、あるいは米国・欧州・アジアなど各地域の債券市場全体に投資するもので、債券の中のカテゴリを切り出したインデックスファンドはほとんどありません。例外的には、米国ハイイールド債に投資するステート・ストリート USハイ・イールド債券などがあります。
■アクティブファンド・・・債券に限った話ではありませんが、特に債券のようなローリスク・ローリターンのアセットクラスに対して、高い信託報酬を払ってアクティブ運用をするメリットはほとんどないのではないかと思います。
■単位型投資信託・・・時々販売される単位型投資信託は、特定カテゴリの債券に比較的低コストで投資するオプションとして有効だと思いますが、何せ販売機会が少なく投資単位も大きいため、気軽に機動的にポートフォリオに組み込むことは結構難しいです。

こうしたやや使いづらい国内投資信託に対して、海外ETFを使うと特にもっとも成熟した米国債券市場に対して結構投資の幅が広がります。水瀬ケンイチさんが書かれているように、海外ETFではiシェアーズとバンガードが凌ぎを削っていますが、特に債券に投資するETFで国内で購入できるものとしてはiシェアーズのほぼ独壇場になっています。以下に海外ETFを活用することによる、主な投資戦略を整理してみます。

投資戦略1.期間を絞る
たとえば同じ米国債に投資する場合でも、以下の選択肢があります。
・SHV(iシェアーズ バークレイズ 米国短期国債ファンド) 設定来+1.0%/年
・SHY(iシェアーズ バークレイズ 米国国債 1-3年 ファンド) 設定来+2.7%/年
・IEF(iシェアーズ バークレイズ 米国国債 7-10年 ファンド) 設定来+6.8%年
・TLT(iシェアーズ バークレイズ米国国債20年超ファンド) 設定来+9.1%/年
・ITE(SPDR バークレイズ キャピタル米国中期国債ETF) 設定来+5.8%/年
見てのとおりですが、期間が違います。当然のことながら長短金利差(=信用リスク)があるため長期債に投資をするほどリターンは大きくなります。20年米国債に投資すると、ドルベースでは9%超のリターンが得られたことになります。
国債に限らず債券全体については、長期債に投資するETFはありませんが、短期債に投資するCSJ(iシェアーズ バークレイズ 米国クレジット 1-3年 ファンド)があります。当然リターンは低く、設定来+3.3%ですが。。。

投資戦略2.投資対象を絞る
債券市場の中でも様々なカテゴリがあり、特定のカテゴリに投資することも可能です。たとえば、、、
■ハイイールド債券に投資する
・HYG(iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ファンド) 設定来+6.1%/年
・JNK(SPDR バークレイズ キャピタル ハイ イールド債券) 設定来+7.4%/年
■モーゲージ証券に投資する
・MBB(iシェアーズ バークレイズ 米国MBS ファンド) +設定来5.8%/年
■インフレ連動国債に投資する
・TIP(iシェアーズ バークレイズ 米国TIPSファンド) 設定来+6.0%/年

この他にも当然米国債券市場全体に投資するETF(AGG/BND)や新興国債券に投資するETF(EMB/EBND/EMLC)あるいは米国以外に投資するETF(IGOV)などもありますが、ここでは割愛します。

もちろん、NightWalkerさん矢向さんが書かれているように、購入が面倒、為替コストや売買コスト、分配金再投資ができないなど、海外ETFに投資すること自体のハードルもあるわけですが、債券投資する際の一つの手段としては有効です。海外投資生活の記事もご参照ください。

取り扱い状況はSBI証券/楽天証券/マネックス証券ともほぼ変わりませんので、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?

関連記事:外国債券?為替?格付け?本当は不安!そんな個人投資家必見の判断基準とは(2012/8/11)


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